新年早々からレジ袋論

年末年始で1週間ぐらいごみの回収が無いと、家じゅうにごみが溜まっていきます。

 

さて、環境保護を理由にポリ袋の有料化が議論されています。5円以上では高い、3円ぐらいがいいか、などなどの意見が出ています。しかしこの議論何か本質的に違うような気がします。いくらなら自宅からエコバッグを持って行くというような議論になっていますが、そもそも環境問題を考えるなら、レジ袋の値段に関係なくエコバッグを持って行けばいいはずです。環境問題を考える訳ですから、レジ袋の適正価格を心理的や経済的な感覚で決めることは、やや筋違いのように思えます。

そこで以下、具体的な提案です。


①スーパーやコンビニでのレジ袋を、地方自治体が販売する有料ごみ袋に替える。

 

理由は、その袋をごみ捨てに使えばいいからです。私が住む自治体の有料ごみ袋(燃やすごみ及び燃えないごみ用)は20リッターサイズで1枚40円。市民はごみ出しをするために、このごみ袋を買っています。であるのならスーパーやコンビニのレジ袋の替わりに、この袋を40円で買えばいい訳です。そのために、スーパーやコンビニのレジで有料袋をばら売りできるようにします。まず一つ解決です。

 

②スーパーやコンビニのレジで、市販のビニール袋をばら売りする。

 

私が住む自治体では、剪定した枝・プラスチック・布などのごみ捨てに透明か半透明のビニール袋を使います。これもスーパーやコンビニでもらったレジ袋を使ったり、別途市販のビニール袋を買って使います。それならば同じ袋を、これもバラで販売すればいい訳です。レジでは、有料ごみ袋と透明ビニール袋の2種類をばらで販売できるようにします。価格は、チェーン本部が業務用を仕入れればいいので1枚2円ぐらいでしょう。

 

③店舗がレジ袋をやめることで得る利益分を課税する

 

レジ袋が有料になった場合、スーパーやコンビニのコストが浮き利益増になります。これを環境税などの名目で別途課税します。各店舗は税務署に対し、年間レジ袋廃止による利益(顧客数x1回使用料2袋×3円ぐらい)を申告し、県や市が徴収します。この税収は環境対策に使います。ただ利益額が小さいでしょうから、レジでの手間やコスト増を考えたら、ここは免除でも良いかとは思います。

 

これでおしまい!ただし、これで環境問題が解決した訳ではありません。

 

2020年1月6日

向山繁


お世話になった皆様へ、これから出会う皆さまへ

本年も残すところ、あと2日となりました。

本年も皆さまから頂いたご縁に、心より感謝を申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

2019年は、公私におきまして山あり谷ありでしたが、全体としてはとても満ち足りた年になりました。

 

2020年は、本年にも増して様々な情勢の変化が見込まれます。

準備を怠りなく、脅威も機会に変えていく気構えで臨みたいと考えております。

 

お世話になった皆様には引き続き、そしてこれから出会う皆さまとは新たなご縁でお付き合い頂けますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

2019/12/30

向山繁


エピックジャパンの防災戦略ご提案

NHK番組「体感首都直下型地震ウイーク」は、煽るだけ煽った結果、最終回があまりにも内容の乏しいものでお粗末!

 

防災は私の最大関心事の一つで、日々色々思うところが多々あり、このNHKの特集に期待していました。しかし、数回にわたりドラマ仕立てで放送された内容は、東京が直下型地震で壊滅してしまうというもので、見ている人に恐怖新と絶望感を煽るだけのものに、少なくとも私には映りました。

 

文句を言うのは簡単ですので、私から以下の通りいくつか提案をさせて頂きます。

 

1.「ウオーター・ネットワーク」の構築

 

貸家ビルの倒壊で使えなくなった道路の代わりに、東京都内の川や運河を使うことを提案します。例えば、荒川沿いには関東大震災で経験した火の竜巻をせき止めるため、屏風のような形にマンションが建てられています。これに合わせて河川沿いの道路を整備強化して災害時の避難路とし川の上流や下流に繋げます。そして水際は、小舟で対岸に避難できるように船着き場をつくります。

 

加えて上流の埼玉や北関東と水路で結ぶ交通網を構築しておけば、災害時に人的被害を減らすだけではなく、救助や物資補給路としての効果も期待できます。ドラマでは地震時には川が氾濫する可能性があると説明されていましたが、堤防強化と防災機能を併せた水路網「ウオーター・ネットワーク」の構築を行えば一石二鳥。

 

そしてここは普段、人々の憩いの場として使えます。

 

2.「日本式ダーチャ」構想

 

私はロシアのビジネスに携わっていたため10年ほどモスクワを拠点にしましたが、そこで一番感心したのはダーチャの存在です。モスクワの多くの市民が、郊外に「ダーチャ」(セカンドハウス)を持っています。他の都市でも同様です。今ではレジャーや定住目的に用いられることが多いのですが、本来の目的は、ソ連時代に国の経済が厳しく国民に自給自足をさせるために出来たシステムです。市民は週末になるとダーチャに行き、庭でじゃがいもや玉ねぎを栽培したり、鳥を飼って卵を取ったりして飢えをしのいでいました。

 

日本では地方の人口減少が問題視されていますが、都民や近隣県民にダーチャ所有を推進する税制や制度改革を行い「日本式ダーチャ」を増やすのは如何でしょう?特に日本人は、自分が住む場所に強い愛着を持ち、災害があってもなかなかそこから離れようとしません。しかしダーチャを持てばそこも自宅になる訳ですから、精神的にも物理的にも容易に居住場所をシフト出来ます。

 

3.「第二国会議事堂」と防災都市の建設

 

以前のコラムでも書いたのですが、国会議事堂を見学した時に驚いたのは、案内人の「国会議事堂は、耐震6強にも耐えられる耐震構造を持っています」という言葉でした。ドラマが想定する直下型地震では、国会議事堂は崩壊してしまいます。そこで日本の耐震技術の粋を集め、震度8にも耐えられる「第二国会議事堂」を東京から100キロ以上離れた場所に建設します。(※国の基準では震度は7までしかありません。「震度8」は、それをはるかに超えるという意味の、私の造語です)

 

そして、3.11と9.1を「春の防災の日」「秋の防災の日」とし、それぞれの前後1か月の期間、国会を第二国会議事堂で開催します。

 

さらに第二国会議事堂を中心に「防災モデル都市」をつくります。企業のオフィスや個人のダーチャを建設してもらい、さらに関連企業に参加してもらって都市全体を「防災ショーケース」にします。そこで世界中の防災ビジネスの関係者やバイヤーを呼び、見学・商談してもらうのです。

 

そうすれば、災害時の政治・経済機能を維持するだけではなく、防災ビジネスを日本の「シグネチャー・ビジネス」として育てることが出来ます。開催時の国会議員や関係者、その家族はダーチャに滞在します。地方の過疎化対策にもプラスに働き、さらに田舎に住むことで、児童や生徒そして大人も含めたメンタルケアのソリューションとしても使うこと出来ます。

 

いわば、パラレルワールドをつくるのです。

 

4.防災義務教育

 

小中学生の義務教育プログラムに防災を加えます。月に一度で良いと思います。同時にオープン・キャンパスとして一般住民にも開放し、児童生徒と共に教育や訓練が受けられるようにします。学校を防災の拠点とし、消防や警察と連動して強化します。省庁がまたがる仕事になるので機能を内閣府に置くか、後に述べる防災省或いは防衛省防災庁などの新設が必要です。

 

5.企業に「オレンジ税」

 

番組には、私も在職した大企業のトップの方が出演され、企業の役割について話していました。その内容は、環境対応企業(グリーン企業)への優遇と同様に、防災対応企業を評価する基準をつくるというものです。原則的には反対では無いのですが、これは基本的に大企業をターゲットとしたもので、中小企業への人材流動促進を阻害するリスクがあります。

 

また、リモートによるコミュニケーションの推進の話もありました。ただ考えてみると、実は世界の企業トップはプライベートジェットで飛び回り、ダイレクト・コミュニケーションを行っています。東京の一極集中も、敢えてそうさせることでダイレクト・コミュニケ―ションの頻度が大幅に増し、日本経済発展の原動力になったのかも知れません。このあたりは是非日本人経済学者の皆さんに、ノーベル賞レベルの研究をお願いしたいテーマです。

 

そこで私の提案ですが、大企業向けに防災税を導入するのは如何でしょう?グリーン税ならぬ「オレンジ税」という名称を提案します。オレンジはレンジャー部隊の制服の色で防災の代名詞です。企業の内部留保はここ5年間でも、百数十兆円単位で急増しています。アベノミクスを批判する人たちがいますが、私は内部留保を増やす大企業に責任があると考えています。大企業は、本来すべき設備投資や社員への報酬増に消極的で、結果として使い道無く社内に蓄積され内部留保となります。これを「オレンジ税」で吸収し、防災教育や防災訓練に使い、或いは企業の防災投資を推進するための新しい財源として利用するのです。もちろん上述した防災教育にも使えるでしょう。

 

6.「防災自衛隊」の設立

 

東日本対震災の時、自衛隊員のほとんどが防災の任務に回されました。そのため国の防衛は開店休業状態で、実は中国やロシアに国境を侵食されるリスクが非常に大きかったのです。米軍は「ともだち作戦」で災害支援をしてくれましたが、その裏には対外防衛に睨みを効かせる意味もあったということを私たちは知るべきです。そこで自衛隊の災害対策機能を、対外的な防衛と切り離して議論することを提案します。憲法論議を嫌う方々もいますが、私はあえて陸・海・航空とは別に「防災自衛隊」の設立を提案します。この防災自衛隊を、スイスの国民皆兵のようなシステムとして機能させるのです。

 

ということで、少々長くなりましたが以上が私の提案です。再びNHKの番組に戻りますが、きちんとしたソリューションの提案や議論無しに、単に視聴者の恐怖心を煽るだけだったとしたら、この番組の放映は、やや時期尚早だったのではないかと思えてなりません。

 

2019年12月9日

向山繁


小畑裕司ニューヨーク個展2019は、

11月23日を持ちまして無事終了させていただきました。

関係各位、ご来場いただきましたお客様には

心よりお礼を申し上げます。

 

ありがとうございました!

 

エピックジャパン株式会社

向山繁


エピックジャパン株式会社は、

小畑裕司ニューヨーク個展2019 "SAKURA SPRING"

11月12日(火)~23日(土)於 大西ギャラリー

を協賛いたします!


そして、2019逗子花火大会フィナーレ

夕焼けと海に映える富士山と江の島を観たあとは、逗子沖に移動し花火を鑑賞。7000発の花火は壮観で、特に最後のフィナーレは心に響く素晴らしいものでした。

 

特にインバウンドの外国人観光客をターゲットとした”湘南マリン・ツーリズム”を、官民が協力し、是非強化していって欲しいものです!

 

2019年10月2日

向山繁


江の島富士夕焼け…素晴らしい観光資源

先日、友人から逗子花火大会を海上から観るイベントに誘われ、これは行かなければということで、酔い止め薬を持参し参加してきました。花火ももちろん最高だったんですが、お話したいのはこの夕焼けです。

 

花火の前に船上から見た江の島、そしてその後ろに富士山のシルエット、それを覆う夕焼け…何と綺麗な風景だったことか!絶景に言葉を失いました。

 

写真はその時に撮影したものです。スマホで撮った写真でこの素晴らしさですから、本物が如何に素晴らしかったか想像して頂けると思います。

 

「日本の美を見つけた!」そう感じました。そして、ここにもあらたな経済価値を生む資源が眠っていると感じました。もし「江の島富士夕焼けクルージング」とでも銘打ってツアーを企画したら、国内外を問わず観光客の大目玉商品になること間違え無しです。百万ドルの夜景ならぬ”一千万ドルの夕焼け”です!

 

この日の洋上には、私たちの船以外ほとんど見かけませんでした。何ともったいないことか!今や観光立国を謳い始めた日本、まだまだやることはたくさんあるなぁ、と感じました。

 

藤沢市、鎌倉市、逗子市などの行政、民間が一丸となり、湘南の美を世界中の人々と共有し、かつ皆が潤うビジネスモデルの構築を、心より提案いたします!

 

2019年9月28日

向山繁

 

 


CAFECフラワードリッパーが、SCAJチャンピオンツールに!

近年大きな関心を集めているドリップコーヒーですが、9月11~13日に東京ビッグサイトで開催されたSCAJ(Specialty Coffee Association Japan)2019に於いて実施されたハンドドリップチャンピオンシップで、優勝者のみならず、参加者12名中5名が、CAFECのフラワードリッパーを使用しました。ペーパーフィルターに至っては、9人が使用し独壇場でした。

 

CAFEC三洋産業のオーナー社長でコーヒー専門家である中塚茂次氏は、透過法+浸透圧によってコーヒー豆の小さな空隙の中からうま味を引き出すドリッピング法を提唱していますが、この方法専用に開発されたのがこの円錐型フラワードリッパーです。

 

中塚氏ドリッピングの最大の特徴は、プロでもアマチュアでも出来ることです。CAFECのツールを用いて忠実に中塚式抽出法を再現すれば、誰でも家庭のバリスタになれます。これは本当のお話。

 

私もCAFECにはまった一人で、毎朝のコーヒードリッピングが至福の時になっています。シェフがつくるオムレツと一緒で、「たかがドリップ、されどドリップ」、毎日の心の状態で微妙に味が異なり、それもまた楽しきかな、です。

 

そして最後にはやはりコーヒー豆ですね。コーヒー豆は生ものという意識が一般にはありませんが、コーヒー豆の賞味期限はローストしてから豆の状態で、最大2週間だそうです。私は以前、チェーン系のコーヒーショップで買っていましたが、今はロースター(コーヒー豆専門店)からわざわざ取り寄せています。お豆でケチってはいけません!違いは鮮明で、新鮮な豆は、蒸らすためにお湯を注ぐとじわじわと膨らんできます。膨らまない豆は古くなった証拠で、美味しいコーヒーは出来ません。

 

というようなことを、考えながら今日も美味しいコーヒーを淹れました。美味しいコーヒーほど人を幸せにしてくれるものはありません。

 

今やコーヒードリッピングは日本のお家芸となり、これから世界のコーヒーを変えていくでしょう。CAFECはその主役となること間違いなしです。

 

中塚茂次のコーヒードリッピングは「コーヒードリップ道」となり、世界中のプロはもちろんのこと、アマチュアのコーヒー愛好家の中に深く浸透していくことでしょう。

 

2019年9月19日

向山繁